今月の掲示板
2021年1月3日
「修行とは嫌なことを あなたがあなたの力で 丁寧に行うことです」
「なんで私がこんな事を・・・」
「私のやりたいことはあれであって、これではない・・」
でも、
やるからには、修行の域まで持ってこないと。
子どもが小さい頃、ディズニーランドに一緒に行きました。素晴らしいところです。
何度も行きたくなるまさに夢の国でした。
なにが素晴らしいか。それはキャストです。
いわゆるスタッフの振る舞いの素晴らしさでした。
定期的にシンデレラ城をバックに、メインステージではショウが行われます。大変人気のショウの場合見ることができません。でも、その裏側がありました。
ステージの真裏、ショウも見れず観客の姿もない本当の真裏でキャストが等間隔に並び、ランド内を歩く私たちに笑顔で手を振り続けていました。
ショウが繰り広げられている間、見られない私たち、言わば通行人にこんな事までするのかと衝撃を受けた事を覚えています。
どの世界も、どんなお仕事にも花形があれば裏方があります。そのどちらにも「楽しい事」と「楽しくない事」があるはず。
今いる場所で努力できない人は、憧れの場所でも努力はできません。
今いる場所で輝きを放つ人は、憧れの場所でも同じく輝くものです。
今いる場所で、他でもない、自分が自分の持てる力で丁寧に取り組む事がいかに大切か。そういう意味ではディズニーのキャストは修行者ですね。
とても大事な事だと思います。
合掌