坊さんでよかった!

おもしろい、かっこいい、すごいよ仏教!

お袈裟から学ぶ

西福寺におけるお袈裟を縫う集いは「福田会」と名ずけています。

 

今は女性がひとり参加してくれていますが、

布を裁断し、ひと針ひと針と縫いつなげていく作業の中、失敗も色々あります。

中々覚えられない事もあります。

 

私もありました。何度も何度もありました。でも、どんな失敗が起きようとも必ず対処法はあります。気持ちの浮き沈みがある中でも、ひと針ひと針進めて行くしかありません。

 

例えば、裁断した布同士を、重ね合わせて縫うときには躾を施します。丁寧に進めようとすると「ピシッ」と躾を施しますが、仕上がりは上手くいきません。縫いチジミが発生しますので。仕上がりに歪みが生じます。

 

コツは躾にほんの少し「遊び」を持たせます。コツは経験により得るものです。

躾にほんの少し遊びを持たせることで仕上がりは決まってきます。

 

「躾」は必要ですが、完璧なのは返ってダメなのですね。家庭での親子も行き詰まったときに、経験豊かな先輩からのアドバイスや大きな心に気持ちが軽くなったりします。

 

「大丈夫、誰でもそうよ」なんて言われればどれだけ救われるでしょう。

 

躾には「遊び・ゆとり」が必要なのです。

 

失敗し、悩み、考え、相談し、教えもらい、学ぶこと。

お袈裟を縫うことを継続する上で学んだことです。

 

合掌