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寺の掲示板

今月の掲示

2020年8月1日

「伊達じゃない日々を送っているのです」

 

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毎日毎日同じ事の繰り返し。それがどれだけ困難な事か。

自ら進んで取り組んでいる事なのか。

お仕事としてなのか。

人と比べてどうだとか。

内容がどうだとか。

当たり前の事など何一つない世の中で、お一人お一人の毎日はやはり伊達ではないのです。

 

先日、永平寺に拝登してきました。私もかつて修行をさせていただいた場所。

その頃と違い、

かつての修行僧が現代の修行僧への評価としてよく聞くのは・・・

「みんな優しくて親切」

「目つきの鋭い修行僧はいない」など。

 

要は、厳しさという面では昔に比べて劣っているという評価が多いのです。

しかし、

修行内容は私の頃と何ら変わることはない。

起床、洗面、坐禅、朝課、小食から始まる永平寺の日々は面々と受け継がれているのです。

 

永平寺で修行を終えた皆様、その後いかがお過ごしでしょうか?」

などと、問われれば・・・

彼らは評価に左右されない世界で日々を過ごしています。それで十分なのです。

 

彼らの立ち振る舞いから、私は自分の足元を見つめます。

永平寺に行くたびに、修行僧から気付かされることは多いのです。

 

なぜなら、彼らは日々は伊達ではないから。

 

合掌